近年、健康志向の高まりから、発酵食品である酒粕が注目されています。
体にいいなら、子供にも飲ませたいと思うのが親心ですね。
しかし、アルコールを含むため、子供に与えるのは注意が必要です。
「何歳から与えていいの?」「アルコールはどれくらい飛ばせば安全?」
そんな疑問を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、子供に安全に酒粕を与えるための情報をまとめました。
年齢別の与え方や、アルコールを飛ばす加熱方法、子供が喜ぶレシピなどを紹介します。
ぜひ参考にして、酒粕を食卓に取り入れてみてください。
子供に酒粕を与える際の注意点

酒蔵でお酒をしぼる時期になると、酒粕も発生しますね。
そして、しばらくするとひな祭りの時期になります。
ひな祭りといえば、甘酒です。この甘酒、米麹だけでなく酒粕からも作られます。
市販の甘酒にも、表示を見ると結構、「酒粕」と記載されています。
自分で作るにしろ、購入するにしろ、アルコールが心配なところですね。
子供に酒粕を与えるリスク
酒粕にはアルコールが含まれています。
子供の体はアルコール分解能力が低いため、少量でも悪影響が出る可能性があります。
具体的には、以下のようなリスクが考えられます。
- 急性アルコール中毒
- 発達への影響
- アレルギー反応
特に乳幼児は注意が必要です。
自己判断で与えるのは避けましょう。
子供に酒粕を与える際の年齢制限
法律で明確な年齢制限はありません。
しかし、一般的には、3歳頃までは避けた方が良いでしょう。
3歳以上でも、少量から始め、様子を見ながら与えることが大切です。
不安な場合は、医師に相談しましょう。
酒粕の種類とアルコール度数

スーパーなどで購入する酒粕ですが、形状が違うことがありますよね。
何がどう違うのでしょうか。見ていきましょう。
酒粕の種類(板粕、バラ粕など)
酒粕には、板粕、バラ粕、練り粕など、さまざまな種類があります。
- 板粕:搾りたての酒粕を板状に固めたもの
- バラ粕:板粕を崩したもの
- 練り粕:酒粕をペースト状にしたもの
種類によって、風味やアルコール度数が異なります。
酒粕の種類別のアルコール度数
酒粕のアルコール度数は、種類や製造方法によって異なります。
一般的には、8%程度のアルコールが含まれています。
しかし、中には、1%未満のものもあります。
子供に与える場合は、アルコール度数の低いものを選びましょう。
子供に安全な酒粕の加熱方法

ここでは、安全に摂取するためにどうすればいいのかをみていきましょう。
アルコールを飛ばす加熱方法(煮る、レンジなど)
酒粕のアルコールは、加熱によって飛ばすことができます。
主な加熱方法は、以下の通りです。
- 煮る:鍋で煮ることで、アルコールを蒸発させます。
- レンジ:耐熱容器に入れ、レンジで加熱します。
加熱時間や温度は、酒粕の種類や量によって調整しましょう。
加熱時間の目安と注意点
アルコールを十分に飛ばすためには、沸騰後15分以上加熱する必要があります。
レンジの場合は、600Wで3分程度が目安です。
加熱後もアルコールが残っている可能性があるため、必ず冷ましてから与えましょう。
年齢別の酒粕の与え方

体によいといって、いくらでも与えてよいものでもありませんね。
どのくらいの量から与えたらいいのでしょうか。
離乳食・幼児食への酒粕の取り入れ方
離乳食・幼児食に酒粕を取り入れる場合は、少量から始めましょう。
ペースト状の酒粕を、おかゆやスープに混ぜるのがおすすめです。
アルコールを十分に飛ばし、薄めて与えましょう。
年齢別の酒粕の摂取量目安
年齢別の酒粕の摂取量目安は、以下の通りです。
- 3歳~5歳:小さじ1/2
- 6歳~12歳:小さじ1
- 13歳以上:大さじ1
あくまで目安なので、体調や様子を見ながら調整してください。
子供向け酒粕レシピ

酒粕は、甘酒や粕汁だけでなく、様々な料理に使うことができます。
しかし、アルコールが含まれていることもあって、大人向けのものが多いです。
中には、子供でもおいしく食べることができるものもあるので、参考にしてみて下さい。
子供が喜ぶ酒粕レシピ(甘酒、蒸しパンなど)
- 酒粕甘酒:酒粕、水、砂糖を煮て作ります。
- 酒粕蒸しパン:ホットケーキミックスに酒粕を混ぜて作ります。
- 酒粕入り味噌汁:いつもの味噌汁に酒粕を加えます。
- 酒粕チーズケーキ:アルコールをしっかり飛ばしましょう。
子供が喜ぶように、甘味を調整したり、好きな食材を加えたりしましょう。
アレンジレシピと注意点
酒粕は、さまざまな料理にアレンジできます。
しかし、アルコールを含むため、加熱時間を調整する必要があります。
また、子供がアレルギーを持つ可能性も考慮しましょう。
初めて与える際は、少量から試してください。
まとめ

- 酒粕は3歳までは避けたほうがよいでしょう
- 酒粕に含まれるアルコールは8%程度
- アルコールの飛ばし方は、鍋で煮るか電子レンジを使用しましょう
- 離乳食、幼児食では少量から、小さじ1/2より少ない量から始めましょう
- 酒粕を使ったおやつもおすすめです
酒粕は、栄養豊富な発酵食品です。
子供に与える際は、年齢や体調に合わせ、アルコールを十分に飛ばしましょう。
この記事を参考に、安全に酒粕を食卓に取り入れてみてください。