当ブログの管理者 菅原葉子です。
私のプロフィールと執筆の実績を記載しています。
お仕事のご依頼は、こちらから承っていますので、お気軽にお問合せ下さい。
自己紹介
現在、管理栄養士として特別養護老人ホームで働いています。WEBライターとしても活動を始めました。
SEOライティングを学ぶ中で、記事を書くのは非常に勉強になり、楽しくやりがいもあると感じています。
どうぞ、よろしくお願いします。
お仕事のジャンルや範囲について
【ジャンル】
食、栄養が得意ですが、住まい・暮らしなどもお受けできます。
その他、こちらのプロフィール・実績を見て依頼できそうなものがあれば、ご相談下さい。
【業務の範囲】
- SEOライティング
- 記事の構成
- ワードプレス入稿
- 画像選定や文字装飾
【単価について】
- 1文字2円~
- 1記事1万円~
【作業時間について】
- 1日2時間
- 1週間15~20時間
【趣味】
料理、編み物(簡単なもの)、刺繍、落語鑑賞、旅行、座禅、写経
私の仕事
資格
- 管理栄養士
- 自動車運転免許証
経歴
- 管理栄養士
- 治験コーディネーター
某大学の管理栄養士養成課程を卒業。高3でバブルがはじけ、大学卒業時には就職超氷河期でした。
管理栄養士の主な就職先は病院や老人ホームですが、不景気で退職者がおらず、就職には苦労しました。
前年の卒業生はほぼ全員就職が決まって卒業式を迎えたのに、私の学年はほとんど決まっていませんでしたね...
病院栄養士を希望しましたが、思うようには決まらず、老人ホームの厨房から仕事人生は始まりました。
しかし、厨房の仕事は本当にハードで、献立作成や栄養管理ができるようになりたいと転職を模索します。
そして、今となっては一つひとつ業務内容をステップアップさせることができたと思っています。
また、人生は死ぬまで勉強が必要だとつくづく感じています。
経費老人ホーム
【集団給食調理業務・献立作成・発注】
厨房で大阪の調理員のおばちゃんにもまれながら働くことになりました。
調理員と同じようにシフトに入り、業務が終わってから献立作成・発注をするという、1人2役でした。
お誕生会や地域の人を招いた文化祭などで模擬店をするなど、ここで経験したことは今でも役に立っています。
しかし、最近はそこまでする施設は随分減ったのではないでしょうか。特養は小規模多機能になって、場所がない!という問題があるのです。
かなり、きつかったですが、今となっては下積みの大切さを痛感しています。
知的障碍者更生施設
【献立作成・日計表その他監査資料作成】
規模の大きい施設で、成人・授産・児童の計4施設を2人の栄養士で切り盛りする形でした。
献立作成、発注を2施設担当し、様々な行事を献立に組み込んだり、監査資料の作成も経験することができました。
厨房が直営から委託に変更するなど、環境の変化も経験しました。直営も同じですが、委託業者の管理の大変さを実感。
その他、児童寮では調理実習も行い、子供たちに新たな経験を提供できたのではないかと思っています。
特別養護老人ホーム
【栄養マネジメント】
ここで働く1年前から、入所者1人ひとりの栄養計画を作成する取り組みが全国で始まります。
入所者個々人の体格から必要栄養量を割り出し、摂取量からどのくらい栄養が摂取できているか、食べられない人への個別対応を学びました。
110人の栄養計画を立てるのは時間がかなり必要で、21~22時くらいまで毎日働いていました。
そのうえ、片道1時間45分の通勤はかなり大変で、最後は円形脱毛症で退職しました。
しかし、一人ひとりの入所者の状態を見ることは、大学で学んだことの復習にもなり、非常にやりがいがありました。
某病院
【栄養マネジメント】
厨房は委託、栄養マネジメントも入院から退院までの期間も短く、行事もなく、非常に退屈に思えました。
憧れていた場所で働くことになりましたが、私には合わなかったです。
特別養護老人ホーム
【入所者の日常を支える栄養士って何かを考える】
病院は治療の場なので寝ているしかありませんが、老人ホームは入所者にとっては【家】です。
私の仕事は、入所者個々人に合わせた食事の提供と栄養管理ではありますが、どうも納得できないことがありました。
施設によりますが、食事・入浴・排泄の三大介護はこなしていても、日中の時間をどう過ごすのかを考えられていません。
どの施設も、レクリエーションなどをしてほしいと思っているとは思いますが、できていないのが現状でしょう。
私の施設でも、おやつ作りをするように言われても、現場はなかなか動きません。
しびれを切らして、月に1回は現場でおやつ作りを継続して行いました。
そして、月2〜3回の手作りおやつを、利用者に食べたいものを聞いて私が作るのです。
今の高齢者の悩みは「時間を持て余して暇」なことではないでしょうか。私だったら退屈でしかたないです。
私が取り組んだこと
- 庭でできた梅を収穫し、利用者にヘタを取ってもらって梅シロップづくり
- 庭の柿で吊るし柿づくり
- 個別対応で、「どうしてもパンの耳を揚げて砂糖をまぶしたものを食べたい」という要望には、パン耳を買ってきて提供。
- 月2〜3回の手作りおやつ...一人で100人分
- 編み物や写経など利用者ができそうなことを一緒にしないか誘う→目が見えないので編み物はダメだった...
- 春のお茶会で、着物を着て野点風にする(桜餅を手作り)
- お茶会の前に、着物の着付けのデモンストレーション→高齢女性には懐かしく、喜ばれる
おやつ作りに取り組む中で、高齢者は素朴なものが結構好きだと知ります。
パンの耳を作った時に、余ったものを他の利用者にこっそり食べてもらったら、非常に好評で、昔ながらのおやつを定番にしていきました。
しかし、パンの耳って、最近はなかなかパン屋さんに置いていなくて、市内のパン屋を巡って探し回りました。
治験コーディネーターとして働く
病院で働いていた時、栄養管理には血液検査のデータも必要ですが、栄養状態を見るアルブミン(ALB)を検査していない場合が多かったです。
日本の医療では、栄養状態をあまり重視しておらず、投薬中心になっているように思います。
食事の提供だけでは物足りなく感じていた時に、治験コーディネーターと言う仕事を知りました。
よくわからない面もありましたが、挑戦することにしました。
この仕事は、あまり知られていないと思いますが、やりがいのある仕事でした。
自分が担当した薬が承認され、薬価収載されるのは、なんとも言えない達成感がありました。しかし、なかなか大変な仕事でもありました。
担当した試験の疾患領域
- 慢性心不全
- 子宮腺筋症
- 子宮筋腫
- 鉄欠乏性貧血
- 統合失調症
- 認知症
- 慢性腰痛
- 変形性関節症(膝、肘、肩)
- リウマチ(臨床研究)
これからは高齢者においしいを届けたい
高齢化が進み、身体機能の低下とともに嚥下機能が低下して食事を噛む・飲み込むことができなくなる高齢者が増えています。
さらに、老人ホームでは経営面もあり、高齢者施設では食材はほとんど冷凍食品です。
高齢者は、冷蔵庫のない時代に育ち、地消地産の新鮮な食材を食べてきているので、結構舌が肥えています。
私が最初に働いた経費老人ホームで出す魚は、その日の朝に大阪湾で上がった魚しか使わなかったです。
そして、たけのこや里芋、ふきなども土付き、皮つきで納品される食材の下処理が必要でした。
冷凍食品を使わせてほしいと思いながら、ずーっとそのままでしたが、今となっては絶対生の食材を出してあげたい。
今の老人ホームでは、もう無理かもしれませんが、おやつだけでも手作りでおいしいを届けたいと思って活動してきました。
また、嚥下機能が低下した入所者に、個々人にあった硬さの介護食の提供というものも、大量調理では難しいのです。
可能なかぎり在宅で過ごして頂くほうが食に関してはいいのではないかと思っています。
家族と同じメニューにすることで、介護食を作る負担も少なくなるのではないかと、おいしい介護食の開発をしていきたいと思っています。
webライターとしての実績
某サイトにて記事を20記事執筆しました
その中から4記事紹介します。